災害が起きたときに多くのボランティアさんの力が必要となります!
発足当初から私たちは、常に被災地での活動を通して人間関係を築き、その中で新たなニーズを拾い、次の活動につながっています。
その時々で最も必要とされていることに全力で向かっていく。
そんな私たちの活動をある被災者の方は「愛知ボラセンの活動は生きたボランティアだ」と言ってくださいました。
愛知ボラセンは今後も、常に被災者の方々のニーズを出発点に、応援活動を続けていきます。
愛知ボランティアセンターの被災地ボランティア活動は、週末を利用した0泊3日(車中2泊)もしくは、0泊2日(車中1泊)でおこなっているため、平日に仕事や学校があるという方もご参加いただけます。
東日本大震災直後の活動に参加した中学生が言いました。
私たちが大切にしているのは、仲間を想う気持ちです。
誰かを助ける「支援」活動ではなく、仲間を元気付ける「応援」活動なのです。
事前に被災者から直接依頼を受け、(もしくは被災地域の社会福祉協議会から依頼を受け)被災地の状況を把握することにより、
東日本大震災直後、「支援物資を送らないでください」とニュースで呼びかけられたのを覚えているでしょうか。
それは、物資が足りているからではなく、すぐに配布することが出来ない物資の山で困っているからです。
中に何が入っているのか明記されていなかったり、1つの箱の中に様々なものが入っていたりすると、物資ごとの仕分けが必要となるため、残念ながらすぐに現地で活用することができません。
また中には、汚れていたり破れている服が入っていることもあり、「いらなくなった服」が送られてくることも少なくありません。
東日本大震災の時には、実際にそういった配布できない物資を処分するため、トラックいっぱいに名古屋へ持って帰ってきたこともありました。
被災地に集まった物資は、全国から集まったボランティアが被災地にて仕分けすることになります。
私たち愛知ボラセンは、物資の受付・仕分けを全て地元名古屋で行い、被災地ですぐにお渡しできる状態にして現地へ向かいます。
たとえ袖を1回しか通していないような美品でもお預かりしていません。応援物資は被災された方への贈り物なのです。
新品衣類でも、時間が経っていて変色しているものもあります。その際、私たちボランティアは「親戚に贈ることが出来るかどうか」という基準で判断をすることにしています。親や兄弟など近しい家族間では、「これぐらいはいいかな?」と思ってしまうため、少し離れた親戚にあげられるかどうかで判断しています。(もちろん感覚は個人差があるため、都度みんなで相談します)
混乱した被災地で、必要な物が必要な方へ届けられるように、種類ごと、サイズごとに細かく分類しました。
東日本大震災の際には、100種類以上、更に各種サイズごとに分類をしました。その数200以上。仕分け分類の部屋は、段ボールだらけになりました。
また、物資を詰める段ボールは、同じサイズの箱を引越し屋さんから提供していただいています。サイズを統一することで輸送トラックへの積み込みもスムーズにおこなえ、運搬時に崩れることもありません。
また、より多くの物資を積み込むことが出来、被災地での配布の際もスペースを最小限にすることが出来ます。
万が一箱が破れたり濡れたりしてしまっても、中に入れた物資が汚れたりしないように、全ての段ボールにビニール袋をかけました。
必要な方へ必要なものを届けるには、事前に仕分け・分類しどんな物が入っている箱なのかを明確にすることが重要です。
被災地へお手伝いへ行ける貴重なボランティアの皆さんが、わざわざ被災地でおこなうことではないのです。
季節や時期によってニーズはさまざま変化しますが、特に必要とされているのは下着です。受け取る方の気持ちを考え、女性物は女性が仕分けを担当します。
応援金の一部を震災孤児遺児の方への応募案内の郵送費と、振込経費に充てさせていただきますことをご了承ください。
皆さまからお預かりした応援金は振込手数料を除いた99.9%を孤児遺児の皆さんにお贈りしています。人件費など愛知ボランティアセンターの活動のための資金としては応援金からは一切使用しておりません。
給付のご報告につきましては、メールアドレスをご登録いただいた方へはメールで、住所のみを登録されている方へはお手紙で毎年夏頃にご連絡をさせていただいております。
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会計は監査の上、当サイトで毎年公開しております。
この応援金は、税法上の控除の対象にはなりません。
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